2009年11月18日水曜日

時間を大切にする会社になりたい


僕も昼休みなんかに、おべんとを食べたあと目的もなくボーッとWEBなんかを見たりすることがよくあるわけです。仮に毎日約30分ボーッとしたとして、平日を250日で計算してみると、1年間で125時間にも及びます。125時間というのは、1日8時間で考えると15日以上。1週間を月から金の5日と考えると、なんと1年間で"3週間の仕事時間"に匹敵するくらいの長時間をボーッとしていたことになるわけです。

習慣というものは恐ろしいものです。まさに"チリつも"です。その時その時の30分はたいしたことないと思えても、それが毎日積み重ねると知らないうちにとてつもなく大きなものになってしまいます。

スティーブ・ジョブズの2005年スタンフォード大学卒業式での祝賀スピーチにこういうくだりがありました。「私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。"もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?"。」
私たちは、誰一人としていつその「人生最後の日」がくるかを知りません。しかしそれは必ずやってくるのです、自分にも今となりにいる人にも。そう考えると、たとえ奥さんとけんかをしたとしても一日でも早く「ごめん」と言ってしまうわけです。自分のロスタイムがどれだけあるのか誰も教えてくれないから。

だから、うちの会社は時間を大切にする会社になりたいのです。自分自身の時間を、まわりの人の時間を、お客さまの時間を大切にする会社。そういうことを考え直すきっかけに今月は「NO残業月間」。残業をしないようにがんばっています。

ただ、何も変えず単に残業をなくそうとするとこうなってしまいます。
×1、自分の仕事を減らそうとする。
×2、サービスの質が低下する。
×3、まわりのひとを助けなくなる。

つまり"自己中心"的な仕事になってしまうのです。幸いうちの会社ではこのようなことは生じてませんが、これでは自分だけの時間を大切にして、結果として自分の人生をつまらなくしてしまうことになります。だから、NO残業を進めるうえでは次の3つの変化が必要なのだと考えます。

1、定時に帰るという意識を持って段取りや行動をすること。(=意識を変える)
2、効率とサービスをより向上できる新しい方法に変えること。(=習慣を変える)
3、より協力をすすめること。(=質を変える)

「ミスやモレをなくす」「返事や対応をすばやく」「シンプルに考えすぐ進める」「整理整頓して行方不明をなくす」、、、できることはたくさんあるのだと思います。ただ何となく今週も先週と同じことをやるんではなくて、毎週毎週少しずつ変えていく。そうやって空けた仕事の時間をまわりのひとを助けることに使うことで、自分自身の人生を楽しくする。きっちり定時で帰ったあと、大切な人と少しでも多くの時間を過ごす。そういうことを目指す会社になりたいと思っています。

「Time is money.」という言葉がありますが、ある意味「Time is life.」、時間は人生そのものなのかもしれません。日々の時間の積み重ねそのものがその人の人生を形作っているのですから。


(写真は、神戸トアロードの古いランプ。どのくらいの時間ここで行き交うひとをながめてるんでしょうか。)

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