2010年2月14日日曜日

努力家という人は、ほんとうは困った存在だと思う

この2週間弱ほど中国と台湾へ出張へ行ってきました。

移動の時間や空いた時間に読もうと、文庫本を数冊持っていきましたが、結局1冊しか読めませんでした。

曽野綾子さんの 「いい人をやめると楽になる」

長い間、小説とか文学的なものと接することが少なかったと思います。読む本といえば、ビジネス関係や自己啓発、ライフハックものが主。そういう本には、"ベストなこと"とか"ベターなこと"、"正しいこと"がたくさん書かれています。

出張に持って行くために荷物にならない文庫本を物色していたところ、目についたのがこの本でした。この本を手にしたということは、自分自身何らかの疲れを感じていたのかもしれません。

曽野綾子さんが書いた小説やエッセイなどのなかの文章が、数行から十数行の細切れになってちりばめられている本です。

「努力家という人は、ほんとうは困った存在だと思う。」
このフレーズもその中の一行です。

そこには、「いい人」をやめる方法が書いてあるわけではありません。どのように「楽になるか」が書いてあるわけではありません。

頭で理解していくのではなく、心で感じ取っていく。そういうことから遠ざかっていたことに気付かされました。そのひとつひとつの数行の文章を読むのに、とても時間がかかりました。ついつい答えを、方程式を探してしまうのです。そうやってこの文庫本1冊読み終わるのに、結局2週間近くがかかってしまいました。

頭でわかるものばかりでなく、心で感じるものに接したい。今日早速、ある小説を買ってきました。読んで何かを感じることができたら、また感想を書いてみたいと思います。

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