アメリカ向け24時間ルールが始まったのが、2003年2月。
もう7年半も前のことになります。
24時間ルール、24時間前ルール、AMSなどいろんな呼ばれ方がありますが、
アメリカ向け貨物のマニフェストデータを事前にアメリカ税関へ送信して、
船積み24時間前までに許可をとらないと船積みができないというルールです。
9.11からはじめられたアメリカの国防強化策の一環として実施されました。
その後、アメリカと経済関係の深いカナダ、メキシコでも実施され、
一昨年からは中国でも導入の動きが。
そしてEUでも現在、「EU版24時間ルール」が導入に向けて進められています。
ただ、具体的な内容については、まだ未確定ですが、
まったく一緒でないにしても、
アメリカ版と同様の内容になるのではないかと思われます。
申告が必要となるのは、EU27カ国+スイスとノルウェーの計29カ国向けの全貨物。
また、EUを通過する貨物についても、申告が必要となるというのは、アメリカ版と同じ。
開始は、2011年1月1日。
アメリカの24時間ルールと同様、マニフェストデータの申告は船社が行いますが、
荷主さまからは、一部の情報の船社への提供が必要となるもようです。
そして、欧州への直行便については、CYカットの前倒しも必要になるかもしれません。
物流は、できるだけ負荷のかからないようにしたほうが、
貿易と物流のいい循環が作り出せるように思うのですが、
今の世の中ではまだまだむずかしいようです。