先週末、国際海事機関(IMO)が、
「日本港湾での放射能による健康被害はなし」という文書を発行しました。
これは、寄港拒否や到着地での日本からの貨物への検査強化など、
さまざまな風評被害が広がりつつあることへの対応です。
関東への寄港をいったん中止していたドイツ船社のHamburg Sudの本船が、
先週末より東京・横浜港への寄港を再開しました。
そんな中、中国アモイ(厦門)港にて、邦船が入港拒否されるという問題がおこりました。
拒否の理由は、「甲板と積載コンテナの表面で基準値を超える放射線量が検出された」ため。
この本船は、アモイ到着前に福島県沖約120キロの沖合を航行したので、
それが原因だと考えられています。
ただ、その検出された放射線量は、一般的な胸のレントゲンで1回に浴びる量の約17%程度。
それで入港拒否とは、ちょっと過剰反応のように思えます。
輸出される荷主さまにとって気になるのが、目的地での貨物への検査や輸入規制。
特に食品を中心に日本からの貨物について、検査や制限を始めている国がでてきています。
食品に関しては、アメリカ、カナダ、香港、台湾、マレーシアが放射能検査や輸入制限規制をすでに開始しているようですので、輸出される場合は念のため事前にバイヤーさまとご確認ください。
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