2016年7月9日土曜日

中小企業経営者として考える参議院選挙 (4)おまけ

今回の参議院選挙にあたって中小企業経営者としてもうひとつ注目しているのが、各党の中小企業対策です。
以下のリンクから、中小企業の団体である中小企業家同友会が各政党にとったアンケート結果を見ることができます。

※【16.06.24】参議院議員通常選挙に向けた各党の中小企業政策に関するアンケートの回答結果について

※各党からのアンケートの回答


アンケートの内容は、
(1)外形標準課税の中小企業への適用拡大について
(2)中小企業振興について
の2点となっています。

投票前には必見です。

ちなみに、外形標準課税の中小企業への適用拡大について、明確に反対しているのは民進党、日本共産党、社民党の3つの政党です。


中小企業経営者として考える参議院選挙 (3)3分の2

今回の参議院選挙にあたって中小企業経営者として3つの数字に注目しています。
3つ目はこれ。

(3)3分の2
参議院選挙間近となって、まだ8割の人がこの数字の意味を知らないという報道がありました。
びっくり。とても大事な数字です。

会社とは、一人ひとりが社会に貢献できる舞台なんだと思っています。
そのためには、自分らしく働くことができ、本当にお客様のためのお役立ちができることが大切です。
そしてそれは平和と自由があってこそ実現できるものだと考えます。

うちの業界の海運業でも、戦時中商船と民間船員の徴用がありました。
民間人でありながら軍事物資輸送の途中で攻撃を受け、多くの方が亡くなりました。
日本中の工場などでも、軍需産業やそれに関わる物資の生産のために同様の徴用が行われました。
「お国のため」と言われても、そこには「自分らしさ」や「人のためのお役立ち」はなかったのだろうと思います。

現在、与党はすでに衆議院では3分の2を越える議席を持っています。
この参議院選挙の結果、もし改憲勢力(自民・公明・おおさか維新)が3分の2以上の議席を確保した場合、改憲の発動が可能となります。

自民党はまず「緊急事態条項」からやってくるだろうと考えられています。
これは憲法学者の木村草太先生が「内閣独裁条項」と表現するほど危険な内容となっています。

まず、すでに秘密保護法があるので、緊急事態発動が本当に必要かどうか国民は判断できず、政府の言うままに発動される危険性があります。
緊急事態が発動されると、その期間に制限がないため、永遠に続く可能性があります。
内閣が法律と同等の政令を作れることから国会が機能しなくなります。
そして、「公の秩序のために」自由や権利が大幅に制限される可能性があります。

もしいまの自民党改憲草案の条文のまま「緊急事態条項」が追加されると、この参議院選挙が最後の選挙となる可能性もあるほどです。

もしそんな状況になってしまったら、そんな環境の中で本当にいい会社を作ることができるのでしょうか。


大多数のひとは、「まさかそんなことはしないだろう」と考えているかもしれません。
でも、自民党は結党以来改憲を党是としています。
安倍さんも選挙前こそだまっていますが、数ヶ月前までは国会でも何回も何回も改憲を行うと発言していました。
2012年に正式に発表された自民党の改憲草案は、多くの憲法学者から批判されているにもかかわらず、まだ撤回をしていません。撤回をしていないということは、公約と同様の意味を持ちます。

自民党改憲草案の内容を見たことがない方は是非一度見てみてください。
寒気がします。
自民党改憲草案


参議院選挙は政権選択選挙ではありません。
どんな結果がでても、自公連立政権は変わりません。
せめて改憲勢力(自民・公明・おおさか維新)に3分の2をとらせないために、今回ばかりは野党(民進・共産)を応援したいと思っています。
いい経営環境をつくっていくためにはそれがどうしても必要だと考えます。

中小企業経営者として考える参議院選挙 (2)10兆円

今回の参議院選挙にあたって中小企業経営者として3つの数字に注目しています。
2つ目はこれ。

(2)10兆円
毎月給与明細をつくりながらため息をついています。
うちの会社の給与明細には、健康保険料や厚生年金保険料などの控除分に加え会社負担分も明記しています。
これは一人ひとりがどれだけの税金や社会保障費を国に納めているのか自覚してもらいたいからです。

現在、厚生年金保険料は標準報酬の約18%となっています。
それを本人と会社とで半分ずつ負担します。
「半分ずつ負担する」と言っても、結局はどちらも会社の人件費の一部として本人のために出ているわけですから、詭弁ですよね。
18%って大きいですよ。
経営者ってみんな、できれば1円でも多く手渡してあげたいと考えてると思うんです。

それなのに、その積み立てた年金が株式の運用で2015年度に5兆円の損失、2016年度第一四半期だけでも5兆円の損失。合計10兆円。
まじで泣きたくなります。

海外の影響を受けにくく安定している国内債券での運用を減らし、リスクが高く海外の影響を受けやすい株式での運用を25%→50%に増やした安倍さんの責任です。
それも、その目的がアベノミクスの成功を印象づけ内閣支持率を上げるための株価操作というのですから、とても許されません。

第一次安倍内閣の時、消えた年金問題が起きました。
その当時安倍さんは「最後の一人まで調べて払う」と言いましたが結局あやふやです。
(そういえば昨年の安保法制の時も「説明責任を果たす」と言いましたが、その後何にもなかったですね。)
今回の「安倍さんが消した年金問題」、あやふやでは終わらせたくないです。
しっかり追求できるよう、この参議院選挙で野党の議席を少しでも増やせたらと思います。

そして、一刻も早く年金積立金運用の方法を見直すべきだと考えます。

中小企業経営者として考える参議院選挙 (1)13%

経営者はどんな環境においても会社の利益を出していかなければなりません。
言い訳は許されないのです。
しかし、同時によい経営環境をつくっていくこともとても大切です。

中小企業経営者として今回の参議院選挙を考えるとき、3つの数字に注目したいと思います。
まずはこれから。

(1)約13%
これは資本金100億円を越える大企業の実質法人税率です。
うちの会社は資本金が1000万円なので約18%程度支払っています。
もう少し資本金が多い、ほとんどの中小企業は約22%の法人税率を負担しているはずです。
つまり、誰もが名前を知っているような大企業が負担している実質法人税率は、体力の弱い中小企業より大幅に低いのです。

これらの大企業の内部留保が、アベノミクスのこの3年間で70~80兆円も増えたと言われています。
一方で働く人の実質賃金は減り続けています。
それに伴い、実質消費も減り続けています。
つまりお客様があなたのお店や会社で使うお金がどんどん減っていっているのです。
と言うことは、商品やその原材料もたくさんはいらなくなりますから、うちの会社の輸入貨物の取扱量も減少していくことになります。
これはやばい。

国民全体の7割の雇用を支える中小企業を暖め、働く人の実質給与を増やし、GDPの6割を占める内需を元気にしていくことがどうしても必要だと考えます。

大企業は多国籍化している会社が多いです。
日本の内需が低迷しても、海外法人が利益をあげていればいいわけです。
それに安倍さんは、大企業が海外でもうけた利益についても免税にしちゃいました。
これでは、税収も増えないし景気も良くならない悪循環です。

アベノミクスはいますぐやめて!

2016年7月3日日曜日

今回ばかりは野党へ投票

現在、衆議院では与党(自民党と公明党)は326議席を持っています。
れは「絶対安定多数」を優に越え、できないことがない「圧倒的多数」と言われる議席数です。もちろん改憲発動が可能な3分の2を越えています。

参議院では現在与党(自民党と公明党)で136議席を持っています。
これは「過半数」を超え、すべての委員会で委員長を独占できる「安定多数」と言われる議席数です。

今回の参院選では、民主党絶好調の時に当選した議員たちが改選となります。
そのため、改選数121人のうち現民進党の議員は45人にもなります。
新聞などでは、民進党の議席数は半減するのではと言われています。
今回は、はじめから野党にとって非常に厳しい選挙です。

でも、今回の選挙で与党(自民党と公明党)が議席を増やすと、衆議院・参議院共になんでもできる「圧倒的多数」をとる可能性があります。
それでなくても、最近は強行採決の連続です。
それに特に自民党でお金や失言などいろんな問題が多発しています。
このあたりで、ちょっと与党(自民党と公明党)にお灸をすえてやる必要があるんじゃないでしょうか。

それに、参議院も与党が3分の2を越えると、憲法改正の発動が可能となります。
自民党が正式に出している改憲草案は、戦前のように国を国民の上に置くひどいものです。
おおさか維新や日本のこころを大切にする党なども改憲に賛成しています。

この参議院選挙では、改憲に反対し共闘している野党(民進党、共産党、社民党、生活の党)を応援したいと思っています。

今回ばかりは野党に投票しませんか。


2016年7月2日土曜日

ボンネビルスピリットくんの1年点検とT120の試乗

今朝、先週体調不良で延期してたボンネビルスピリットくんの1年点検に行ってきました。

預けて帰ろうとすると、「試乗します?」の悪魔のささやき。

今年3月に発売となったTriumphの新型Bonneville T120に乗せていただきました。

まず、質感が高い。
さすが新型です。所有欲が満たされそうです。

エンジンが865ccから1200ccに成長していますが、見た目はそんなに大きくなった感じはしません。
こういうタイプのバイクに必要なエンジンまわりのスカスカ感もかろうじて残されています。かろうじて。

跨がってみると、ん?シートがちょっと高い?
そのためかハンドルが相対的に低く感じます。
エンジンをかけるといい音です。
マフラーを換えてるんじゃないかと思うくらい。でもノーマルです。

走り出すとトルクがすごい。
トルクトルクトルクトルクという感じです。
負け知らずのトルクという感じ。
たぶんホンダのCB1100よりトルクフル。

スロットルをひねりエンジンを回すと、スムーズ。
スピリットくんみたいな二重人格ではなく、低回転から高回転までスムーズ。そしてパワフル。
バイク屋さんのおにいさんが、「峠に行ったら速いですよ」と言ってましたが、ほんとに速いだろうなと思います。

気になったのは、グレーのメーターがまわりを映り込んで見えにくいこと。
あと、ガソリンタンクのキャップに鍵が付いてる!
(旧型は付いてないんです。)
乗りやすく緊張しなくていいのは旧型から変わりません。

点検の帰りにスピリットくんに乗ったら、
あら、あんなにパワフルだと思ってたけど、新型には負けるなぁーと感じました。
でも新型はスムーズすぎて、やっぱり味のある旧型の方がいいよね。
負け惜しみじゃないです、たぶん。

うちのスピリットくんの1年点検は特に問題はありませんでした。
オイルとオイルフィルターを交換。
最近、エンジンの掛かりがわるいかなと思ってたのはバッテリーの問題ではなくて、クランクが360度の関係だそうです。360度だと、始動時のピストンの位置によって回りにくいそうで、こんなもんとのことです。
なるほど。