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「政治をわたしのものにする」ジェンダー論

20170122 牟田和恵先生講演 

[1]個人的なことは政治的なこと「The personal is political.」
1,女性解放運動の歴史
[第一波女性解放運動]
女性の法的な権利(=参政権など)を求める運動

[第二次フェミニズム運動]
1960年代後半のウーマンリブ(女性解放運動)
Women's Liberation Movement 1960's
私的なこと、ささいに見えることこそ政治的なんだ。
→プラカードに掲げて訴える。
「抑圧された女性たちよ、夕食をつくるのやめよ」
「今日はネズミを飢えさせろ」
「人間の犠牲を終わらせろ」
「結婚するな」
※それまでは「家事は労働ではない、愛情である」と言われていた。

当時話題となった書籍「Our Bodies, Ourselves(からだ、私たち自身)」=女性の性や身体ははずかしいものという考え方にNOをつきつけた「女性の身体・性に尊厳をもつための運動」でもあった。

[2017 Women's March]
20170121に世界中で行われたWomen's Marchにつながる。
・プラカード「Our Bodies our minds our power」
・ピンクの帽子の意味:「PussyでトランプにNOをつきつける」
ピンクの帽子(猫耳)=Pussy Hat
猫="Pussy Cat"="Pussy"=女性器
※Pussy Hat Projectで検索すると作り方がでてくる。

昨年日本でも「私のアソコには呼び名がない」というプロジェクトが行われた。

2,「日本死ね」へのひどいパッシング
昨年の「保育所落ちた日本死ね」へのひどいパッシングの理由。
"日本死ね"とは「言葉がきたない」という批判があったが、それは本当の非難の理由ではない。
本当の理由は、保育園とか子どもを預けることとかは家族でどうにかすることで、政治化することはおこがましいこと。私的なことを公的な場に持ち出すなという思考。

3,「The Personal is Political」の再考
Politics / politics
大文字のポリティクスと小文字のポリティクス
「大きな政治状況 > 私的なこと」という考えが根強い。
リベラリズムの運動の中にでもある…

兵庫みなせん学習交流会「三重県のブリッジ共闘に学ぼう」

今日参加した兵庫みなせん学習交流会「三重県のブリッジ共闘に学ぼう」の概要です。野党共闘がなかなか進まない兵庫1区にもおおいに参考になる内容だったと思います。

森原先生講演「市民と野党の共闘の深化を目指す」

(1)市民と野党共闘の大義
・安倍首相の野党共闘に対する「野合」批判は世界で通用しない論理。
・"リベラル+左派"連合をつくってたたかうことは普通のこと →たとえば前回のフランス大統領選(極右勢力を伸張させないようにリベラルと左派が共闘した)。
・こういう理由で共闘しないとしかたないんだといういうような釈明モードにしてはいけない。
・共闘を釈明するのではなく一致点を堂々と語っていくことが重要。
・自民党にはまねのできないような積極的な政策を語ることこそ私たちのやるべきこと。

(2)形ではなく"実質"をとる
・参院選前は政党間の直接の政策協定がなければ選挙協力ができないという思い込みがあった。
・三重県では政党間の政策協定はできず、市民とそれぞれの政党で政策協定を結んだ。=ブリッジ共闘。
・最も重要な"実質"とはどれだけ市民が参加できるかどうか。
・より多くの市民を巻き込んでいくことは政党よりも市民こそができること。
・そのために重要なこと=候補者調整の公開性をたかめる。

(3)立憲主義と憲法問題をめぐる現状
・憲法改正に否定的な人は安倍政権になってから急速に増えている。
・憲法を守るということは「根雪」のようになった国民の堅い政治意識=選挙の争点になりにくい。
・安倍政権はできるだけ院外での議論が巻き起こらないようにしたい。
・そのため憲法審を「粛々と動かす」ことを狙う=自民と維新との連携。
・民進党の代表選で蓮舫さんは改憲について積極的な態度を表したが、憲法審に枝野さんと辻元さんを送って「粛々と動かす」ことに抵抗。
・憲法審での改憲項目審議が進まないことから、自民は維新と改憲項目を議論していくことに。(ここには公明はでてこない。)

(4)参院選の結果から
・野党共闘は野党各党に対する支持を固める効果もあった。
・民進党支持者の90%、共産党支持者の84%、社民党支持者の83%、生活(自由)支持者の79%が野党統一候補に投票。
・与党候補に投票したのは、公明党支持者の66%、お維支持者の34%のみ。
・…